一人旅のすざましさ(三日目) 

・目覚ましを遅らせて寝たら、思ったより目覚めるのが遅くなった。
・結局、当初の予定より一時間程度遅れる。
・実は、金沢以南へ行くのは初めて。前回50ccで金沢へ来た時は、なんと財布を失くすという緊急事態となったため、すごすご引き返したのだ。今回はそのリベンジと言える(笑)。
・朝食はJoyfullで。狙いを付けて行ったのだが、早速迷った。
・私にとっては学生時代を思い出す懐かしいファミレスなのだが、ドリンクバーが充実してて好印象。もっとも、私が通ってた頃はそんなの無かったのだが。
・食事を終えて出発するも、思ったより気温が高く、下の防寒着は装着せず。すぐに手袋も外す。
・バイパスの県道は快適。ほぼフルスロットルで走れる。
・そのまま8号線に接続も、完全なバイパスなので、ガソリンの心配をすることに。
・なんとか給油が間に合った。6.9/7.0リットル入る。
・バイパスを降りると案の定流れが悪い。
・東尋坊へ行く車が多い中、越前海岸へ。
・本州の人は制限速度とおりに走るのが普通だと思っているのだろうか?いや、北海道人が異常だというのはわかっているのだが。
・メットに虫が入り込んで泣きそうになる。
・越前海岸を走る国道は、私のイメージでは積丹半島のような人のいないないところというものだったが、漁村が立て続いて意外。その分走らない。
・分岐で有料道路があるのでそちらへ。二輪ももちろんお金がかかるはずなのだが、料金所で「そのまま行ってください」と言われる。半信半疑のまま進む。
・非常に快適な道路だった。
・結局何も払わなかったが、どうやら並行する8号線が事故により通行止めとなっていた模様(代替ルートはここしかない)。
・敦賀から琵琶湖へ向かうルートはほとんど車が無かった。もう一台の二輪と前後しながら進む。
・琵琶湖周辺は、なんだか知らないがとても寒かった(17度まで下がった)。凍えたのはここだけだった。
・琵琶湖は流石に広い。向こうは霞んでるし。
・琵琶湖ラインは長くて正直辟易した。
・鞍馬へ抜けようと思ったが、入り口で迷う。間違いかと思ったら最初の方が合っていたようで結局間違いだった。
・鞍馬へ抜ける道は凄かった。塩カリが置いてあるが、凍結時にあの急斜面の上り下りは自殺行為だと思う。
・鞍馬寺は普通の寺だった。
・この辺の家には原付が一家に一台という感じ。
・鴨川沿いに市内へ。やっぱり原付が多い。なんでかと思ったら、学生が多いからか。
・とりあえず宿へ。今回泊まる中では最も高い宿だから当然だけど、中身はなかなかだった。
・シャワーを浴びて外へ。なぜか京都国立博物館へ行く。
・ちょっと期待外れ。なんだか私は日本史モノよりも世界史モノの方が面白く見れるようだ。特に美術面。日本美術はどうも好きになれない。
・館内は順路がわからなくて困った。最後に縄文時代を見てもなあ…。
・別館の「藤原道長展」も今ひとつ。文書モノが多いので、結局古文を読まないといけないわけで、それなら古文の教科書と変わりない。
・それでも軽く一時間以上は居た。
・目の前の三十三間堂を無視し、清水にでも行こうかと思ったが、凄い人の数で止める。
・バイクを置いて、晩飯でも食いに行こうと思ったが、これというところがなく、しばらく歩いて結局天下一品ラーメンを食う(笑)。
・大学時代はそんなに食いたいと思ったことはないのだけど、北海道に無いせいなのか、看板を見ると何か惹かれる。六本木でもよく食った。
・味は、今までの店とはちょっと違った。関西仕様?麺が違うかも。
・その後、なんとなく物足りなかったので飲みに行こう(一人で)と思い、歩く。しかし、観光シーズンのため適当な店が無く、結局帰る。
・その間、相当の距離を歩いたはず。今回はバイクだからそれほどでもないとはいえ、旅行はこれが疲れる。
・部屋で缶ビールを買って飲む。寝る。

一人旅のすざましさ(二日目) 

・5時に艦内に音楽を慣らすのは早すぎる(6時着)。
・しかも二輪の下船は最後。
・とりあえず食事をしようと思ったが、新潟中心部に営業している店がまったく見当たらずに困った。相当先までいって吉野家を発見。
・そこで本格的に防寒着を着込み、出発。
・冬用上着+スキー用スボン+スキー用手袋。
・これでも、二時間も走れば本気で寒くなった。
・日本海側は当然ながら西向きのため、岩に隠れて日陰となるところが多い。そのせいか。
・実はこの道は大学最後の秋に走った道。なので、意外感はあまりなく、走っているうちに飽きた感も。
・上越で寒さに耐え切れずにガストに入る。
・食事をすれば温まるというのは二輪で走るようになって知ったこと。
・気温も上がったのか、これ以降はそんなに寒くなかった。
・かつて感動した親不知の高速道路にはまたも感嘆した。
・ここで何を思ったか鼻血が吹き出る。メットの中血まみれ。
・ペースが早かったので、宇奈月温泉・黒部へ足を向ける。
・だけど、トロッコに乗るのは面倒に思えたのと、駐車料金400円が気に入らず、引き返す。
・8号線に出ると、片側1車線のためペースが悪い。
・バイパス部分になってやっと改善された。かつては50ccだったので流れに付いていけなかった記憶があるが、今回は楽勝。
・気温は20度を越えた。
・高岡を越えたところで再び1車線に。またペースが落ちる。
・最後に環状線に乗ってようやく金沢入り。
・中心部はそれでもやっぱり渋滞。
・ホテルへのチェックインには早かったので軽く食事。
・ホテルへ。バイクを停めさせてもらえたのは良かったが、誤ってこかしてしまった。
・とりあえずシャワーを浴びる。
・天皇賞を見てから市街へ。
・とりあえず兼六園へ。前に来た時はまったく観光しなかったので、小学校1年以来。
・入場料300円は高いと思った。
・人が多い。
・「噴水」があって、「なんでこんなものがあるのか」と思ったら、19世紀に作られたものらしい。
・「どうやって19世紀に電動ポンプを作ったのか」と考えてしまった私は相当文明に毒されている(笑)。
・正解は、上にある池の圧力を利用しているらしい。…つまり、江戸時代にパスカルの原理(だっけ?)を理解していたということか。
・庭園としては、「普通」という印象。
・既に5時を過ぎてしまい、博物館などは閉館の時刻。
・この後、何を思ったかエロゲを買いに行った。荷物の量が多くて苦労しているというのに…。
・山へ登ろうかと思ったが道を間違え、結局市内へ戻る。
・PCで今日の出来事などを整理。
・居酒屋で晩御飯。高めの店だった割に今ひとつ。冷たい厚焼き玉子はないだろう…。

一人旅のすざましさ(一日目) 

一週間旅に出ますが、概略を。



・行きはフェリー。
・寝台は照明が暗くて寝るだけにしか使えないか?コンセントがないのが痛い。
・共用スペースにコンセントが使える場所があったのでそこでノートPCをいじってた。
・ただし、後ろのホールから丸見え。コントラストを下げて対処。
・ノートPC持込派はけっこう居た。
・船はそれなりに揺れた。食欲がわかなかったので食費の抑制にはなったが。
・急病人が発生し、「お医者様はいらっしゃいませんか」という場面を久しぶりに見た。
・患者はその後ヘリで搬送されていった。ヘリポートがなく、吊り下げで運ばれていったので、私なら余計に病状が悪化したような気がする。
・しかもそれは食堂の目の前でやっていた。いいさらし者。
・全然眠れなかった(目が覚めた)。周囲の音が微妙に気になるし、枕が低くて腰が痛い。

ウルトラセブン第14~15話「ウルトラ警備隊西へ」で彼らが出向くのは、なんと神戸なのだ。それ以西に宇宙人は現れなかったのだろうか? 

旅に出よう、と思った。
懐も比較的温かいので、GWに何処か行こうかと。

結局バイクで行くことにした。この時期は飛行機が高いので、そのレベルの出費を覚悟すると、それなりにリッチな旅になる。ちなみに私のバイクは、小型(つまり125cc)の オートマ(つまりスクーター)だ。

最初は東京にしようかと思ったが、けっこう頻繁に足を運んでいるところであり、それなら、全然見知らぬ土地にしようかな、と。
そんなわけで、関西に。ドメスティックな私は、今回行く神戸が生涯で最西端である。

つまり、見知らぬ土地に行くわけだ。「言葉も文化も違う」土地で私はどういう立場にな るのか。異邦人となるのか、案外普通に混ざるのか。たかが国内旅行と言えど、それなりに大きい意味を持つような気がする。

イイ科白だな、と思った 

「おまえを殺してしまわないものは、すべておまえを強くしてくれる」

                            『昴』(曽田正人)9巻・第99話

『秒速5センチメートル』所感 

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前にも書いたけど、「独り言以外の何か」での記載を見て、そんなにスタンダードな読後感を抱く作品ではないのかなあ…なんて覚悟しながら見に行ったわけなのですが。

この作品、新海誠氏のデビュー作(?)である『ほしのこえ』を見ているかどうか、そして、学生であるか社会人であるかで印象は変わると思います。(私はどちらも該当します)

以下、ネタバレを多く含みます。
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バーレーンGP決勝 

珍しくアロンソがミスをした。



1コーナーの入りは素晴らしかった。ライコネンが(おそらく)オーバーテイクのかなり下手なドライバーなので尚更際立つのだが、あの競り合いの中でマシンコントロールは流石だ。

その後のレースペースが上らなかったのは、この週末に共通して見られた部分で、止むを得ない部分もある(もちろん、それに至ったことが問題なのだが)。むしろライコネンが頭を切り替えて、無駄なプッシュよりもクルージングにより燃料節約に徹し、まるでこれまでアロンソがやったようなピットストップでの逆転劇を見事に演じたと言えるだろう。

だが、ハイドフェルドにかわされたのはいただけない。
確かにあそこで外を突いた彼のドライビングは見事だった(あそこまで綺麗なオーバーテイクも久しぶりに見た)。だが、その前にアロンソはミスをしてその隙を与えている。彼がこういう形でポジションを失ったこと自体が実に久しぶりだ。



さて、アロンソは今週末、全てのセッションでハミルトンに遅れを取った。

コース上でのアロンソは近頃シューマッハに似てきたような気がする。だけど、シューマッハに在ってアロンソに無いものは、テストにおけるイニシアティブではないだろうか。
シューマッハは自らテストを引っ張り、マシンを自分好みに開発していった。だからチームメイトよりも速いのは当たり前なのだ。しかし、アロンソがスタッフの作り上げた車に乗っているだけでは、相対的にチームメイトとの差は縮まりうる。

シューマッハはテストの鬼だった。
何せ、昨年の日本GP後、ラストイヤーのワールドチャンピオンが極めて厳しくなったあの状況下で、直接ブラジルへ行くのではなく、ヨーロッパに帰ってテストで走り込んだのだ。

最年少チャンピオンに「伸びしろ」があるとしたら、ここだと思うのだ。

改憲論者とは誰のことか 

午前中、何を思ったかNHKの日曜討論なんて見てたのだが。
テーマの一つが、国民投票法案と改憲論議。

何で社民党や共産党は「護憲」に拘るのだろう。
平和主義を貫くなら、どうして「第9条を改正」して、自衛隊の海外派遣やその存在そのものの「禁止」を憲法に盛り込むべきだと言わないのだろうか。



第9条は自衛隊という軍事力の存在を認めるのか。
さらにはその海外派遣を認めるのか。
今の第9条は、それを読んだだけではその是非を判断できない。そういう曖昧なものだ。

だからこそ、明確に自衛隊の存在と役割を明記すべきだという考え方には一理あり、それと対峙できるのは、現状の曖昧さではなく、明確にそれを否定することではないだろうか。

第9条に何が書いてあるかは、そんなに大きな問題ではないのでは。要は、平和主義の是非、自衛隊の是非、その活動内容の是非、これらそのものではないだろうか。
結果的に憲法の条文と考えが変わらなければ改憲は不要であり、違うなら本質的には改憲を目指すべきかと。



日本国憲法は残念ながらそんなに完璧な代物じゃない。
何よりも、改憲に関する規定を自ら定めておきながら、その国民投票に関する規定が抜け落ちているのだから。

18歳以上なのか20歳以上なのか、母数は投票数なのか有権投票者数なのか。それによって投票結果は変わる。しかも、ある程度その変わり方が予測できる。だからこそ、こんなものは国会議員に決めさせてはイカンと思うのだが。



個人的には、第9条はこのままで良いのでは、と思ってる。

先に今の9条は「曖昧」だと書いたが、この曖昧さが良いのではないだろうか。国際情勢の変化により、例えばこれを盾に海外派兵を拒否する根拠にもなるし、国際協調のために非軍事行為と判断して共同行動を取ることも可能だ。どちらかに決めると、どちらかにしなくちゃならない。

そういう意味で、私は改憲に反対だ。だけど、「憲法改正に反対か」というアンケートを取ったら「護憲」派ってことになっちゃうんだろうな。



平和憲法といっても、これを外国人に読ませたらどうなるのか。

Article 9. Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.


じゃあ、Jieitai(Japan Self-Defense Forces)て何だ。これを所持してよいのなら、そもそもArticle 9が骨抜きになる。その気になればいつでも転用できるじゃないかと。

これをして、「世界に誇る」と言うのは言い過ぎだと思うんだよね。

バーレーンGP予選 

バーレーンGP予選結果

1 F.マッサ 1'32.652
2 L.ハミルトン 1'32.935
3 K.ライッコネン 1'33.131
4 F.アロンソ 1'33.192

これが、今シーズンの勢力図なのかも。

マッサは予選番長ぶりを見せつつある。だけどその一方で、ライコネンに比べるとレースペースではやや見劣る。となると、そんなマッサがライコネンの前にいることは、ライコネンを第一ドライバーとして扱うならば「邪魔」になるおそれがある。これは、昨年のシューマッハ相手にも何度かあったことだ。

ハミルトンのラップタイムの速さには驚かされる。だけど、同じく、今はまだアロンソのレースペースには敵わないのだ。となると、アロンソがフェラーリを迎え撃つ上で、「邪魔」になる可能性もある。

そして、総じてフェラーリの方がマクラーレンよりラップタイムが速い。



アロンソはこの順位を見るや、第1スティントを低燃費走行に徹することを考えているはずだ。マッサに先に行かれてもそんなに気にしていないだろう。1回目のピットストップでライコネンの前に行ければ良し。それが出来なくても、ライコネンの次でフィニッシュすれば点差はほとんど詰まらない。アロンソはそういう「相対で勝つ」戦い方に長けている。
そういう意味では、彼は2位=8ポイント時代の寵児と言えるかもしれない。

プロ野球裏金問題について 

何で誰も言わないんだろう。
「裏金の何が問題なのか」と。



脱税していたら話は別だ。
二年間で4勝10敗の投手に5億円を出した決裁者の先見の明の無さを批判するのなら話は別だ。

だが、選手を獲るのに金を積むこと自体が悪なのか?正直言って、何が問題なのか理解しがたい。
例えば欧州のサッカーあたりではよくある話だし、ファンは高額を支払った選手の凡プレーにブーイングをすることはあっても、それ以外の面なんて気にしないだろう。

もちろん規則を破ることは良くないことだろうが、そもそもそんなに実効性のある規則だとは思わないぞ?
通常のドラフト制で入団した選手には意味の無い方法のわけだし、対象も逆指名なり希望枠に入るだけの選手でないと意味が無い。
そもそもドラフト制導入以前からもちろんこういうことは在って、それが規則に定められていなかっただけの話ではなかろうか。
また、FAに裏金禁止規定は無い。ルーキーよりも確実な結果の期待できる選手の獲得に動く金が在ることは想像できる。



F1でも在る話だが、各チームが際限なく資金を次ぎ込むと、その世界そのものが成り立たなくなる恐れがある。だから何らかの規制を…というのは判るが、それは本来的に業界の自主規制でしかないはずだ。
私達一般人がそれを気にして批判する話ではないような気がする。

そもそもプロ野球って、全選手の年棒契約更改が事細かに新聞に載る特殊な世界だからなあ。

マレーシアGP決勝 

フェラーリのマシンはタイムの割にオーバーテークの難しいマシンなのか。それとも、先に乗っていた奴が比較にならないほどそれが上手かったか。

マッサもライコネンもまだまだドライバーとして足りないのか、そう思わずには居られないGPだった。
おそらくは純粋なラップタイムではフェラーリの方が速く、燃料搭載量もより少ないのに、それでもかわせない……それどころかコースオフして順位を落としているようでは話にならない。もっとも、BMWやルノーもかわせないんだからな……。
ライコネンに至ってはオーバーテイクを仕掛けることすら出来なかった。それならそれで燃費を節約してピットストップを遅らせる……というわけでもないのだから。



アロンソに対してこういうレースをしていたら、絶対に勝てない。
おそらく彼はそれを目指してはいなかったんだろうが、日増しにM.シューマッハに近付いていくんだよな……。

この断トツに勝負強いワールドチャンピオンは、相手の前に立つことに関しては一歩抜けている。コースでのオーバーテイクもさておき、それが駄目なら燃費を節約してピットストップで抜く。それも駄目なら、確実にマシンを温存しつつその順位を守る。
ライコネンのこのレースの敗因は、先のオーストラリアGPで「寝そうになった」というところなのでは。そんな余裕があるのなら、エンジンを労われなかったのか?それが、周回数の削減に繋がり、ポイントを失う要因であったはずだ。

なぜ、1回目のピットストップで先に入ったアロンソが2回目のストップでハミルトンの後になるのだ?まさか意図的に燃料搭載量を調整しているわけではあるまい。第2スティントで随分と差を詰められたように見えるが、アロンソはその分を燃費走行に徹したのだと思う。



ハミルトンは、確かに将来はアロンソを脅かせる器だろう。

一度は前に出たマッサに対しもう一度ラインをクロスさせて抜き返す様。
再び迫り来るマッサに対し、アウト側に僅かに1車身に満たない幅を取る強かさ。思わずインを突いたマッサは、もう止まれなかった。



だが、今の時点では、まだ「アロンソ一強」なのではないか。そう思わせるGPだった。

私は日本人 

私は、どんな教科よりも英語…特に英会話の勉強が嫌いだったかもしれない。



よく、「英語で夢を見るようになったら一人前」と言われる。
つまり、英語が思考の母体となることが、流暢な英会話には必要ということだ。つまり、英語はいつも日本語が占めているその地位を取って代わるのだ。

たぶん、私はこれが嫌なのだ。
英語嫌いの人間の私怨のこもった意見だが、これって立派な文化侵害だ。単なるコミュニケーションの手段として英語を使うのなら構わないが、どうして思考までも他文化をベースにしなくちゃならんのだ。

思考ベースだけでなく、その出力についても同じことだ。よく言われることだが、日本人はTaro Yamadaと姓名を逆に表記する。韓国人なんかはそのままの順序で言うらしいが、私もそれで十分だと思うのだ。
また、簡単やちょっと呟きなんかは、何も英語にせず、日本語でそのまま喋ればいいと思うのだ。



そんな私だが、Grammarの授業は嫌いじゃなかった。
これは、古典でも独逸語でも同じで、私はああいうシステムチックなことを覚えていくのは性に合っている方らしい。

じゃあなぜ、英会話は駄目なのか。
むしろ、駄目なのは「英」じゃなく「会話」なのかもしれない。

「貴方の趣味は何ですか?」
こんな会話を見知らぬ人と日本語で話すするだろうか?普通はそんなことはない。だけど、英会話教室に通う場合、まずはこんなコミュニケーションから始まる。

もっとビジネスライクに、要件だけで十分なんだけどなあ。
というのも、文化的なベースの根本から異なる外国人と話せる話題ってのは、どこまで行っても限度がある。
そもそも私と同じ素養と興味を持つ人ってのは、元々日本人の中にもそんなに居ないんだ。最近はむしろ、そういう人でないと日本人であっても会話をするニーズがない。ましてや外国人なんて…ってレベルなのである。



もっとも、そもそも英会話のニーズが仕事上のものでしかないんだから、当たり前か。
この職種なら英語は要らんだろうと思ってたんだけどなあ。

北朝鮮拉致被害の謎 

1973年に失踪していた母子のうち、子供二人が北朝鮮に拉致された疑いが強まったらしい。

…こういうことがあるから、私は拉致報道というものが今一つ信用できないのだ。



日本で、人が行方不明になったとする。

この場合、普通は「外国の工作員に拉致された」とは考えない。自ら失踪したか、強盗や強姦魔に襲われて殺されたか、そう考える方がいくらか現実味がある。

それを、この日本という国家の総理大臣レベルが、国際政治の場で訴えている。
私も日本人で日本政府にはある程度の信頼を置いている。まさか、日本政府が愛する者を失って見境を失くした親の言い分を何の根拠もなく信じているとは思わない。つまり、日本政府には、失踪を北朝鮮という特定の国家による拉致と信じる、あるいはそれを主張する、何らかの理由があるはずなのだ。



今回の事件を振り返ってみる。

被害者(母)の夫は北朝鮮人で貿易会社に勤務していたが、その会社は工作活動の本拠地だったという。行方不明になった夫を探しに母子が会社に出向いたところ、その会社が主体となって、母を殺し、子供を拉致し、夫は本国へ戻ったのだとか。

…冷静に考えて、これを信じろと言うのだろうか。



まず、なんで今頃、こんなことが判明したのかだ。
最初の拉致被害者が帰国してしばらく経つ。今や、北朝鮮による拉致問題を知らない日本人はまず居ないだろう。
もし、1973年のこのことに思い当たる人が居れば、もっともっと早く思い出していて当たり前だ。何らかの理由で語らなかったという可能性も無くはないが、既に時効となった犯罪を今さら自白する奴も居まい。
そもそも、30年以上前の出来事をそれほどはっきりと覚えているのだろうか。写真を見せられて、「この人です」と証言出来るのか?出来たところでそれを信用出来るのか?

北朝鮮で姉弟の2人を見たという証言があるという。
……ふざけるな。6歳と3歳で拉致された子供の「目撃情報」が信用出来るのか?拉致直後に見たのであれば記憶があやふやであるはずだし、最近出会ったのであれば同一人物かが極めて疑わしい。

そもそも、この事件の流れを見る限り、夫は北朝鮮の側の人間ということらしい。
であるなら、母も子供と一緒に北朝鮮に出国したという可能性だってあるのでは。
それどころか、夫が子供を北朝鮮に連れ出したのって、「拉致」なの?



これを、例えば右の人が(戦略的に)声高に叫ぶのならわかる。

だけど、これを今の総理大臣が本気で主張するわけだ。繰り返すが、それが「確か」である何らかの証拠があるはずなのだ。
……私の勝手な想像だが、おそらくはそのソースが公けに出来ない存在であるがゆえに、こんな歪んだ報道になっているんじゃないかと思う。

そうじゃないと、こんな主張は、「日本の妄想」と第三国に笑い飛ばされてもおかしくないレベルだと思う。



おそらく、報道機関も巻き込んで日本政府はこの「運動」を盛り上げようとしているんじゃないかなー、なんて戯言を言ってみる。

そうでないと、拉致被害者の帰国から今日まで、定期的に「新事実」が判明して報道が続いていく理由が思い付かない。

本当に拉致被害者が存在しているのであれば、目的のために手段を選ばないというのも一つの考え方で、こうした恣意的な運動であっても、それ自体を否定するつもりはない。
だけど、本来味方であるはずの私達日本人に対し、だまくらかすような所業は止めてもらいたいものだ。もちろん、本当にそうだという仮定の上での話だが。

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