これ以上ない高みへ 

山梨県までバイクで走ってきた。
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【F1】財布を「透明」にすることは果たして可能なのか 

世界的不況による自動車業界の業績悪化を受け、F1ではチーム予算の上限設定、いわゆる「バジェットキャップ」が検討されている。
しかし私が最も気になってるのは、「そもそもバジェットキャップというスキームは成立し得るのか」という点だ。

例えば、自動車メーカーが本体でF1向けの研究開発を進め、その成果を安価でチームに販売するのはOKなのか。
チームからドライバーに支払われる報酬を抑制し、その分だけ他の広告出演料等を上乗せすることはOKなのか。
KERS等のシステムを他チームに売却した場合の収益はどう取り扱われるのか。

考えれば考えるほど、いくらでも抜け道があるような気がしてならない。今年のディフューザー騒動を見ても分かる通り、F1のエンジニアは「条文の隙間」を探すことは慣れている。子会社の収支だけを見ても参考にならないからこそ、連結決算というシステムがあるわけで…。

結局、バジェットキャップについてはACEA(欧州自動車工業会)すらも反対を表明した。
儲かっている企業が投資を増やす(あるいはその逆)は自然な流れだと思う。フェラーリの親会社であるフィアットは今やGMを支援するほどの企業となっており、彼らの作ってきた車(それは低燃費仕様小型車であり、フェラーリと正反対なのは皮肉だが)が評価されているわけだから、素直に市場原理に任せればよいと思うのだが。
また、景気が上向くまではおそらくそれほど時間がかからないので、その際に邪魔になると思う。

『バクマン。』3巻(大場つぐみ/小畑健) 

バクマン。 3 (ジャンプコミックス)バクマン。 3
(ジャンプコミックス)

(2009/06/04)
大場 つぐみ

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2巻の時も思ったのだが、この作品を読んで純粋な意味で「面白い」と感じる人がどれだけ居るのだろうか?
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『にこは神様に○○される?』2巻(荒川工) 

作品を読むにあたって、その中で直接にフィクションとして書かれているものだけを読むのではなく、その背景にあるものを含めた「作家性を読む」という楽しみ方がある。

とはいえ、これはそう簡単なものではない。
作中の登場人物とは違って作者自身が明確に何かを語るわけではないから、必然的に隠喩とならざるを得ない。そのため、読者の方としては隠喩が存在していると思ったものが当の本人にしてみれば全然的外れの話…ということも十分に考えられるわけで。

そういうわけで、こういう読み方は非常に難しい点があることを前提に。

にこは神様に○○される? 2 (2) (ガガガ文庫 あ 1-2)にこは神様に○○される? (2)
(ガガガ文庫 あ 1-2)

(2009/05/20)
荒川 工

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『バーサス・アンダースロー』(相田裕) 

同人作品を評するのは場違いかもしれないが、商業でも描いている人なので。

『バーサス・アンダースロー』(相田裕)
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(とらのあなウェブサイトへのリンク)



相田裕といえば、連載中の『GUNSLINGER GIRL』や『BITTERSWEET FOOLS』など、いわゆるロリ絵で有名な作家さんである。
その人が描いた、全く毛色の違う同人作。

非常に余韻のある作品で、読み終わってしばらく経ってから利いてきた。
会長がどうして烏屋を生徒会へ呼んだのか。屋上から野球部の練習を眺める彼の姿をどういう思いで見ていたのか。「祝甲子園出場」の垂れ幕の後ろで壁に向かってボールを投げる彼の姿を、いったいどういう思いで見ていたのか。「女から打っても自慢になりゃしない」、この烏屋の台詞に何を思ったのか。心の内に在ったのは同情だったのか、それともささやかな復讐心だったのか。

アフタヌーン(講談社)の編集部ならば否応なくこういう180°に近い方向転換を求めるだろうが、作家さんが自らそれを選択することはあまりない。だけど、それが出来るということは間違いなくプラスだと思うのだ。

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