『√中学生』(さくやついたち)・1巻 

√中学生 (1) (まんがタイムKRコミックス)√中学生 (1)
(まんがタイムKRコミックス)

(2012/08/27)
さくやついたち

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 いわゆる「萌え四コマ」は、近年発行数が増えている。(基本的に)女の子の日常風景を描くというコンセプトの下で月に何本も刊行されるなか、何らかの差別化をもたらさないとヒットには至らない。どこにでもある舞台でどこにでもある話をすると埋没するだけなので、繊細なレベルでの「違い」が必要になる。
 私としても、けっこうな数を読んでいるので、やはり、何らかの「その作品独自のもの」は欲しい。そうでないと、印象にはなかなか残らない。

 で、この『√中学生』という作品であるが、その「独自性」を具体的に説明するのがとても難しい。確かにそれは「在る」のだが。
 ある意味、「タイトルの通り」なのだろうか。描いているのはあくまでも中学生のレベルに徹しているように見える。特に、メインヒロイン・月の性格は、オトナとコドモの狭間の年代としてバランスの難しい(と思う)ところをよく描いていると思う。
 もちろん「これだけ」ではない。とてもじゃないが言葉だけでは語り切れない。だけど、ジャンルが隆盛することの最大の意義は、こうしてより細かい点まで見える(ような気になる)点であり、喜ばしいことだと思う。
 
 まあ、今作の最萌ヒロインが暦さんであることは間違いないですけどね。


『ビアンカ・オーバースタディ』(筒井康隆) 

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)ビアンカ・オーバースタディ
(星海社FICTIONS)

(2012/08/17)
筒井 康隆

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 筒井康隆御大がラノベ的なものを書いてみようと思い立ったらしい。
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『ハコニワ喜劇』(睦月のぞみ)・1巻 

ハコニワ喜劇 1巻 (ビームコミックス)ハコニワ喜劇 1巻
(ビームコミックス)

(2012/08/10)
睦月のぞみ

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 『兎の角』もそうですが、私、この作家さんのめっちゃファンなんです。
 これも前に書いたのですが、どうしてなのか、この人の作品の何が好きなのか、自分でさっぱりわからないのですけどね。

 元々エロマンガ畑で描いていたこの人をフェローズに抜擢(?)したEB編集部には感謝するしかありません。実際、この作品集の「0-女」「M441☆」は普通にエロマンガの内容なんですけど、それをこの一般作品に掲載した(たぶん色々と懸念のあるところでしょう)編集部の英断に拍手。
 来月には第二集も出るらしく、とても幸せです。


『ベツキス』(百合原明)・1巻 

最強のチームの最高の選手 

【五輪】“悪役”レブロンの心に平和、五輪制覇へ意欲(ISM)

 オリンピックのレブロンは伸び伸びとプレイしているように見える。
 確かに米国代表はまだ本当の意味で正念場を迎えていない。このチームにその時は最後まで訪れないかもしれない。だけど、(自分以外では)最高の選手達に囲まれたレブロンは、自分の最もやりたいプレイをしているように見える。
 それはポイントガードだ。むしろクリス・ポール達を押しのけるくらいの勢いで、広い視野で強い肉体に支えられた鋭いパスを何本も放っている。オーストラリア戦のトリプルダブル(米国代表では初らしい)は、得点が最も少なかった。
 レブロンがヒートに来て3kingsを結成して、やりたかったのは「これ」だったのかと思った。最終的に今シーズンのヒートはウェイドやボッシュを押しのけるような形でレブロンが全ての中心を握りそれで優勝したのだが、彼はもっと気楽に、こういう周りを生かすプレイをしたかったのではないかと。

 繰り返すが、まだ米国代表は本当の意味で苦戦した試合がない。リトアニア戦は僅差だったが、まだまだ余裕はあった。しかしそれでも、あの試合で最後の最後は、レブロンが全てボールを持ったのである。
 この人類最強チームの中でも最強の一人であるがゆえの苦悩。もちろん私はそれを体験することは出来ないが、猛烈なプレッシャーとプライドの狭間の心痛は想像しただけで吐き気がするくらいだ。


残された一人 

【NBA】D.ハワードがレイカーズに移籍! 大型トレード成立へ(ISM)

 現在開催中のロンドンオリンピックのバスケットボール米国代表という名の人類選抜チームに、怪我さえ無ければ必ずや選出されたであろう一人が、センターのドワイト・ハワードである。ビッグマンは大陸の白人系選手にも強みがあるが、その中でもハワードのパワーに適う人類はそう居ない。

 そのハワードがレイカーズに移籍したという。記事にもある通り、既にスティーブ・ナッシュを獲得しているレイカーズのメンバーはがらりと様変わりした。
 ただ、代わりにバイナムを放出した分と相殺して、どれほどの上積みがあるだろうか。バイナムは、ハワードと(オリンピック代表に選ばれた)チャンドラーに次ぐくらいのセンターに既に成長していたと思う。
 これでレイカーズが即優勝候補になるほどNBAは簡単ではない。ナッシュは既にキャリアの終盤を迎えており、コービーもオリンピックで今ひとつ精彩を欠いている。むしろ、これを期にハワードのチームに塗り替えるくらいの変革が必要かもしれない。

 それにしても、このトレードで唐突にナゲッツに放出されたイグドラが可哀想だ・・・。オリンピック米国代表では一人だけ場違い的に地味な選手で、出場時間が少ないながらも3Pを叩き込んで意地を見せていたのに・・・。


『かくかくしかじか』(東村アキコ)・1巻 

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