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2016-17NBAプレイオフ・1回戦展望 





 とうとう今シーズンもプレイオフに突入。
 
 NBAでは、東カンファレンスも西カンファレンスも勝率が5割を上回るくらいであればプレイオフに出場できる。それほど難しいことではない。逆に言うと、レギュラーシーズンは前座で、プレイオフこそが本番かと思う。
 同じチームとの7連戦。相手をこれでもかと研究し、癖と確率を踏まえ、対策を捻り出す。「ここぞ」という場面で指先のシュートタッチを如何にいつも通りに保つことができるか。バスケットボールという豪快なようで実に繊細な競技の真髄が見える場面である。

 以下、個人的展望。



 東カンファレンス

 キャバリアーズが第1シードを取れなかったというのは何とも情けない。昨年度のチャンピオンチームで、主力選手はほぼ全員残り、シーズン途中でデリック・ウイリアムズやカイル・コーバー、デロン・ウイリアムズなどをかき集めておきながら終盤で失速というのは重ね重ね情けない。
 確かに終盤の大事なところでレブロン・ジェームズを欠いた。今年はレブロンが欠場した試合が全敗で、裏を返せばレブロンが欠場する事態にならなければ勝率はもっと上がる。でも、レブロンは全選手の中で1試合あたりの出場時間が最長なのである。既に32歳となったレブロンのコンディショニングは極めて重要なはずだが、ティロン・ルーHCがその辺を上手くマネジメントできたとの印象はない。プレイオフ序盤は連戦が続く。長引くようだと後に引きずると思う。

 とはいえ、東はキャブスの優位が揺るがない。
 セルティックスはいくらなんでも成長途上のチームで、あまりにも経験がない。西高東低は今シーズンも続いており、ラプターズやウィザーズも格下の感が否めない。西と比べてあまりにも相手に恵まれている。

 正直言って、キャブス以外は、どこが勝ち上がってもおかしくないと思うしどこが勝ち上がっても大差がないと思う。



 西カンファレンス

 昨シーズンがあまりにもとんでもなかったので少しだけ霞むが、今年もハイパフォーマンスのチームが揃う。

 ウォリアーズはなんとかデュラントが間に合った。ただ、デュラント離脱後に3連敗したチームがD.グリーンを中心に戻して調子が上がってきた矢先だけに、もう1度デュラント仕様にアジャストしなければいけない問題はある。
 でもデュラントの存在は何よりもプレイオフで有効だと思う。昨年のファイナルで、ウォリアーズは攻撃オプションを欠いた。カリーにレブロンがマッチアップして、流石の得点王もアイソレーションをできなくなった。でも今年はそれがない。デュラントはパスが回らなくなっても1対1ができる。カリーもトンプソンも空くだろう。
 今年は最終的に67勝15敗。開幕直後にスパーズに敗れ、デュラント離脱後に3連敗し、私が観に行った試合でも負けたのだが、それでも昨年より6敗多いだけなのである。カンファレンスファイナルまでスパーズともロケッツともサンダーとも当たらないのは恵まれた。

 スパーズの.744という勝率は何なんだと言いたい。ダンカンが抜け、パーカーやジノビリにも終焉が近づき、もはやかつてのような選手層の厚さが無いはずの中でも、相変わらず勝ち続けている。クワイ・レナードは確かに年々凄味を増しているが、それだけではとても説明できない。
 とはいえ、プレイオフに向けた貯金まではもう無いような気がする。コロッと敗れてもおかしくないと思う。

 ロケッツvsサンダーは1回戦の中では断トツの注目カード。東ならカンファレンスファイナルでもおかしくない。
 MVPレースで凌ぎを削ってきたハーデンとウエストブルックが正面からぶつかり合う。個人的には、ハーデンが個人の勝敗に拘らなければロケッツは優位と見る。サンダーの方は、勝とうが負けようがウエストブルックが全部やるしか道はないのだから、逆にプレイオフで開き直れるかもしれない。悩む必要はないし、ウエストブルックに今更プレッシャーはないだろう。
 ミドルを完全に捨て、3Pラインから少し離れたところにシューターが位置してスペースを取るロケッツの戦術は、ある意味で最も先進的なバスケットボールだと思う(個人的にあまり好きではないが)。コーチ・オブ・ザ・イヤーはダントーニでも良いのではないかと思う。



 最近の私の最もお気に入りの選手はウエストブルックになってしまっているので、どうしてもサンダーに目が行く。勝って欲しいと思うが、サンダーがあまり戦術的に美しいチームではないのも事実だ。サンダーが勝つために必要なことは単純で、ウエストブルックがあと16回爆発すればよい。そんなことが起こればとんでもないが・・・。

 東カンファレンスはあまりに緩すぎるので、キャバリアーズにだけは優勝して欲しくない。それはあまりに不公平だ。レギュラーシーズンの勝率が高ければまだ許せるが、31敗もしたディフェンディングチャンピオンを応援する気にはなれない。

 そうなると本命はウォリアーズなのか。繰り返すがデュラントの加入はここで効く。レブロンとマッチアップして得点でタメを張れる彼なら、カリーとトンプソンの存在の分、ぐっと優位になる。ラブやアービングは、なかなかチームを勝たせられない選手だからな・・・。


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