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【NBA】シーズンMVPの行方 

 ラッセル・ウエストブルックの今シーズンが終わった。


 サンダーはロケッツには1勝4敗で屈したが、このプレイオフでもウエストブルックは1試合平均で37.4得点11.6リバウンド10.8と、ここまでの得点王+平均トリプルダブル。FG%は下げたが、サンダーの他のプレイヤーの得点も伸びなかった以上、止むを得ない部分もあるだろう。

 サンダーは基本的にサイズの大きなチームで、アダムスとカンターの両センターを同時起用することもある。しかし、ロケッツはスモールラインナップを他用したため、ガード相手の守備力に難があるカンターの出場が大きく制約されてしまった(これは昨年のプレイオフからの課題であった)。シーズン中に6thマンとしての役割を果たしていたカンターを使えなかったことは、ウエストブルックへのさらなる偏重を生み、結果として4Qの失速に繋がった。
 ウエストブルックに次ぐ得点源であるオラディホも初のプレイオフで力を出せず、ロバーソンに頼るようではいくらなんでも辛い。

 ロケッツは今年とても伸びたチームだ。ルー・ウイリアムズのような独力で点を取れる選手の補強も効いた。1回戦突破は妥当な結末のように思う。

 さて、問題は、この試合の結果がシーズンMVPの選定にどのように影響するかだ。FG%を落としたとはいえ、シーズン中よりもスタッツを伸ばしたウエストブルックに対し、ハーデンは(第3戦で足を捻ったともいうが)シーズンのアシスト王が7.0アシストでは若干物足りなさも残る。

 個人的心情としては、これならウエストブルックにシーズンMVPを与えていいと思う。ただ、それだと既に敗戦したウエストブルックの受賞記者会見がお通夜状態になるのは目に見えている(それはそれで見てみたくもあるが)。
 ハーデンの方も、ロケッツが次にスパーズ(おそらく)に勝てる保証はなく、世界最強のディフェンダーであるクワイ・レナードがハーデンを潰しに来るだろう。逆に言えば、ここをロケッツが勝ち抜けられるならハーデンの逆転受賞もあり得るが。

 他の候補としてもちろんレブロン・ジェームズの名前もある。彼が欠場した試合で全敗したキャブスの中での存在感はずば抜けており、スタッツ的にも悪くないシーズンであった。しかし、キャブスは東カンファレンス1位を勝ち取れなかったことから、ハーデンやウエストブルックに対する優位性を失ってしまった。
 東1位のアイザイア・トーマスは流石に無いだろうし、西1位のウォリアーズはMVP候補が挙がらないだけのチームバスケットをしている。本当の意味ではクワイ・レナードが相応しいのかもしれないが。


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