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2017NBAファイナル:第1戦所感 




 いよいよNBAファイナル。
 ここまでプレイオフで双方合計24勝1敗という対戦カードは流石に過去に例がなく、双方ともに疲労も怪我人もない最高のコンディションによる対戦になった。

 序盤は双方ともに固かったような気がする。試合間隔が空いた影響はあったかもしれない。
 キャブスは最初からレブロンが自らボールを持って試合を進めていく。ただ、守備ではデュラントとマッチアップせざるを得なかったところ、スタミナを過度に消費しないように意識していた様子もあって終始押され気味。
 ウォリアーズはホームということもありさほど固さもなく、カリーのシュートタッチは最初から良かった。

 この試合のキャブスの敗因はレブロンの使い過ぎだと思う。これはカンファレンスファイナルまでも見られた傾向だが、プレイ時間があまりにも長すぎる。2Qの最初から使うのは流石にな・・・。いくらなんでも体力を失うに決まっているし、ウォリアーズはレブロンの攻撃に慣れた。TOの連発は疲れの影響もあるだろう。
 キャブスの誰がデュラントを守るかが課題だったと思うが、キャブスはその答えを見いだせなかった。主にマッチアップしていたのはレブロンだが、攻撃面では相変わらず凄味を見せる半面、スタミナが減った分、かつてと比べて守れなくなってきたと感じる。
 ウォリアーズはキャブスと対照的に2Q冒頭からI.クラークあたりをちゃんと使っていた。また、イグドラとともにクレイ・トンプソンもこの試合は守備に重きを置いた。トンプソンは好不調の波の大きい選手で、どうもプレッシャーのかかる試合でシュートタッチを乱す傾向にあるが、守備に関しては不調がない。

 後半に入るとキャブスはもうレブロンに攻め手がなかった。というか3Q半ばにはもうヘバっていた。ならアービングに任せるのも一つだと思うのだが・・・。
 ウォリアーズは前半あまり3Pを狙わなかった。最近は前半にこういう展開が多いが、後半になって相手の守備がバラけてくるのを待つ余裕が出来たか。

 ステフィン・カリーの凄いところは練習だと思う。彼の練習を2回見る機会があったが、基礎練習はほとんどせず、ひたすらに違うプレーを繰り返す。そしてそれを試合で実行する。一見すると遊びのようなプレーに見える時もあるが、彼は練習からずっとそれをやっている。その積み重ねなんだと思う。

 結局、全てのクォーターをウォリアーズが制して快勝。
 キャブスに全くチャンスが無かったとは思わないが、レブロンの体力を消耗して自滅した感がある。あれだけレブロン中心のバスケをしてしまうと、他の選手だってリズムが取れないだろう。
 とはいえウォリアーズだってグリーンとトンプソンの得点が伸び悩んだところがあるので、まだ伸びしろはあると思う。

 そんなわけで初戦はホームのウォリアーズが勝利。
 ただ、2-2-1-1-1制のホーム&アウェー形式には微妙なところがあって、最初の2戦のうち片方を落とすだけでホームアドバンテージが失われる。キャブスが次を取れれば一転するし、敗れたとしてもホームで挽回しようと割り切ることもできると思う。案外、ウォリアーズは次戦を絶対に落とせないのである。


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