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2017NBAファイナル:第4戦所感 




 ウォリアーズは悪い負け方をした。
 昨年のクリーブランドでの第3戦も、1Qを17-33で圧倒され、最初から16点のビハインドを背負った。それが、その後を通じて「まだ何とかなるかもしれない」という雰囲気をキャブスにもたらした。
 この試合も、1Qで33-49(!)の16点ビハインド。キャブスが勢いに乗ってきた時に、ウォリアーズがメンタル的に焦った感じで速い攻撃を仕掛けてターンオーバーを繰り返したのは痛い。このチームにはゲームのテンポをコントロールするタイプのPGが居ないので、こうなった時になかなか雰囲気を変えられない。
 序盤で背負った15~20点程度のリードを、ウォリアーズは終始1桁に詰めることができなかった。もう一押しできればキャブスにプレッシャーがかかったような気がするが、そこまで至らなかった感。負けるにしても、せめて「そう簡単には勝てない」という印象を相手に与えたかった。

 キャブスは後半以降、一転して遅攻に転じた。思い切ってケビン・ラブをあまり使わず代わりにコーバーを出し、1センターでのアイソレーションorアウトサイドシュートに徹したのが正解だったように思う。やはり、120点取れればウォリアーズと言えど負かせるのだ。
 序盤のリードでレブロンとアービングを比較的長く休ませられたこともあり、最後までペースが持った。今回はやたらビデオ判定が多かったのも休息になったかもしれない。

 ウォリアーズは、D.グリーンの出来が非常に悪い。ファウルトラブル(フレグラント&テクニカル含む)はもちろん、今日はあまりにもフリーまたはイージーなシュートを外してしまった。
 彼に限らず、アウトサイドシュートは追い詰められると入らない。1Qにあれだけリードを奪われた時点で、ウォリアーズには余裕が無くなったように思う。あと、前半のファウルの笛の軽さがウォリアーズに不利に働いた。

 2-2-1-1-1制のホームアドバンテージは本当に微妙で、次の第5戦のホームをウォリアーズが落とすようなことがあれば、第6戦のアウェーでタイに持ち込まれる可能性が高くなる。第7戦ともなればもうホームもアウェーも関係ないだろう(昨年の例もある)。
 すなわち、次の第5戦、3勝1敗でありながらウォリアーズには案外余裕がないのである。普通のレギュラーシーズンなら3戦あればウォリアーズがまず間違いなく1勝はできるだろうが、「普通の試合」ではないだけに、それを克服できるかどうか。


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