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In USA.(前半:NY~PHI) 

 米国へ行ってきました。


【1日目】

 前の日までずっと仕事でしたが、とりあえずひと段落ついたところで出発。
 NYへ行くのは2回目です。前に行ったのは4年前なので、それほど変わっているところもなく、あまり綿密な準備はしないまま出発しました。
 
 年末年始の米国JAL便は加算運賃があってめっちゃ高いのですが、今回はマイル特典で搭乗。前回のNY行きと全く同じJAL便です。発売日に駆け込んで奇跡的に確保できました。行きは約12時間かかります。

 空港でチェックインをすると、係員に「ちょっと確認事項があるので待ってください」と言われます。私はJALのJMBクリスタルステータスを持っていたので、無料でプレミアムエコノミーにアップグレードできるとの申し出でした。
 しかし断ります。とっさの判断でしたが、窓側か通路側かを聞くと中間席とのことで、それなら元のエコノミーの窓側の方が良いかな・・・と。

 飛行機 飛行機

 実際に搭乗すると隣は空席で、今回もまた楽な思いをしました。というか、真ん中のプレミアムエコノミーよりは、同料金であってもこちらの方がずっと良かったですね。
 元々、隣席がずっと空いたままだったことは知っていました。私はこれまでの長距離便で、半分くらいの確率で隣が空いている席を引き当てています。強運だなあと思いましたが、思い返してみると、私は一人旅が多いので当たりやすい、というだけですね。
 行きの12時間の飛行機で寝たのは2回、合計でも1時間以下です。隣の隣の席の人が8割以上の時間を睡眠に費やしていて羨ましい。あれも一つの才能だと感じました。

 機内食 機内食 米国

 時間が巻き戻り、いよいよアメリカ大陸です。機内Wifiから天気予報を見ると最低気温は-10℃以下、最高気温も氷点下でした。窓の下の光景は凍り付いています。

 マンハッタン上空 マンハッタン上空 JFK

 マンハッタンを一度飛び越えてから、JFK国際空港に着陸。
 今年1月に今のESTAを使ってSFへ行っていたので、今回は自動パスポートコントロール(自分で手続きをする)を使えました。でも、それほど劇的に時間は変わらなかったかな。結局、荷物が出てこなくて待ちました。

 JFK JFK エアトレイン
 エアトレイン ジャマイカ駅

 前回同様、エアトレインは閑散としていて日本人の姿も消えます。それでも、JALの第1ターミナルからだと一旦逆回りせざるを得ないことや、運賃は降り口で払うが地下鉄などとの切符と併用できないことも前回の経験で知っていたので気が楽でした。
 地下鉄E線で市内へ。ところが、平日の昼間だったからか、「E線」とはっきり書いてあるはずのこの地下鉄は途中でF線に移ってそのまま南下していきます。私はこの後まずホテルへ荷物を置きに行くつもりだったのですが、F線だと宿へ行く6号線に上手く乗り換えできません。結局、ヘラルドスクエアまで行きました。ヘラルドスクエアは前回の来訪時の拠点駅だったので、ある程度慣れたもの。そこから少し歩いて今回の宿へ。

 マンハッタン マンハッタン マンハッタン
 Hotel31 Hotel31 Hotel31
 
 今回のホテルは、飛行機のチケットよりも先に押さえました。そのためこの年末年始のミッドタウン4泊で5万円以下のお手頃なところを抑えることができました。バス・トイレ共同の部屋でしたが、埋まることはなく困りはしなかったですね。
 ホテルに12時くらいに着いたらすぐチェックインさせてくれたので、荷物を置いて、この日の予定のために出掛けます。あまり寝ていないので初日はいつも力業です。

 マンハッタン グッゲンハイム美術館

 14:45から次の予定があったのでそれまでにグッゲンハイム美術館へ。
 しかしそれにしても寒い・・・。マフラーはおろか帽子が無いとかなり寒いです。

 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館

 でも、(この日の)グッゲンハイム美術館は正直イマイチでした。あまり詳しく調べてこなかった私が悪いのですが、あの特徴的な螺旋回廊では中国のコンテンポラリーアートの企画をしていて・・・正直、そんなものを観にNYへ来たんじゃないよなあ、と。グッゲンハイム財団は世界各地に分館を持っているので、各地を行脚していることも多いらしいのです。
 私が期待していた印象派以降の近代絵画はちょっと少なかったですが、別館でとりあえず見ることはできました。

 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館
 グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館 

 そこからまた地下鉄に乗って、国連本部へ向かいます。
 前回来訪時はは入り口すらわからず断念した(!)ところですが、今年は予め日本語のツアーを申し込んでおきました。

 マンハッタン マンハッタン 国連本部

 しかしこれが、予約チケットを持参するだけでは足りず、オフィスで登録が必要だと。寒い中、数十分待たされます。これは、国連が嫌いになりますよ・・・。途中で列が随分長くなったので、職員が整理して「グループの1人だけが並んでください」と仕様が変更されたのですが、それで良いのでしょうか・・・。

 国連本部 国連本部 国連本部
 国連本部 国連本部 国連本部

 荷物検査をして中へ。国連本部内は「国連の土地」なので、来訪国(?)が一つ増えました。ツアーは国連職員の方の解説を聞きながら進みます。

 安全保障理事会の会議室です。正直、これを見た瞬間に感動しました。ここで「世界」が動いているんだと。

 国連本部 国連本部 

 このノーベル平和賞のメダルは実物らしいです。

 国連本部 国連本部 国連本部
 国連本部 国連本部 国連本部

 大量破壊兵器の恐ろしさを伝えるため、ここに浦上天主堂のキリスト像があります。背面は焼けて溶けていて、原子爆弾の熱線を示しています。

 国連本部 国連本部

 今度は総会の会議場。

 国連本部 国連本部

 私が子供の頃、確か小学校の卒業文集だったと思うのですが、「将来何になりたいか」というお題に対して「国連職員」と答えた記憶があります。今もそれを目指すほど純粋ではありませんが、根底に、ここの仕事は世界で最も誇らしいものだという感覚は残っています。

 マンハッタン マンハッタン The Met Breuer

 そこから次はフリック・コレクションへ行こうかと思っていたのですが、思いの外時間が遅くなったので、金曜日の開館時間が長いThe Met Breuerへ切り替えます。ここはメトロポリタン美術館(MET)の分館で、近現代美術を特出ししているところです。建物はかつてのホイットニー美術館そのもの。

 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer
 The Met Breuer The Met Breuer The Met Breuer

 ところがまあ、私はモダンアートに関してはさっぱりでして・・・かろうじてついていけたのはムンク展までですね。

 さて、ここからどうしようかと悩みます。歩き通しで既に疲れてきましたが、この日に行った2つの美術館が少し消化不良気味だったと、MET Brourerの入場券でMET本館にも入れるらしいことがわかったので、明日訪れる予定だったMET本館へ向かいます。明日の来訪を中止したというよりも、今日と明日の2回に分けることにしました。

 MET

 METには前回も来ており構造は既にわかってたので、まずいきなり本命の欧州近代絵画のところへ一点突撃します。
 私を絵画の世界へ引き込んだのが4年前のまさにこのMETです。ちょうど時間が合ったので館員による(日本語の)解説ツアーを聴くことができて、それで絵画の世界のことが見えてきたのです。あの素敵な解説がなかったら、私はこれほど印象派絵画に興味を持っていなかったでしょうし、海外にこれほど狂ったように行くこともなかった、つまり今の私は無かったわけです。

 そんな今だからこそ感じたのですが、ここMETの西洋近代絵画の量と質は本当に素晴らしい。
 モネやドガ、マネやセザンヌなどの大家については一人一部屋以上の絵が揃えられています。しかも(当然ですが)レベルが高いものが多いように感じました。情報量に処理が追い付かず、頭が沸騰しそうになる感覚はオルセー美術館以来ですね。

 モネだけでこれだけの数が揃います。『サン=タドレスのテラス』は改めて観るとモネにしては珍しいくらいのはっきりとした輪郭を持っていますね。

 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ モネ
 モネ モネ 

 マネ。『エスパダの衣装を着けたヴィクトリーヌ・ムーラン』は前回解説を受けた懐かしい絵。この絵の中に、印象派としての特徴、すなわちそれまでの旧い常識をマネがいかに無視したかが込められています。

 マネ マネ マネ
 マネ マネ マネ
 マネ マネ マネ
 マネ マネ マネ
 
 ルノワール。彼があえてサロン向けに描いた『シャルパンティエ夫人とその子どもたち』も前回解説を受けた一作で、懐かしい。

 ルノワール ルノワール ルノワール
 ルノワール ルノワール ルノワール
 ルノワール ルノワール ルノワール
 ルノワール ルノワール ルノワール
 ルノワール ルノワール

 ドガ。

 ドガ ドガ ドガ
 ドガ ドガ ドガ
 ドガ ドガ 1801USAIMG_3664.jpg
 ドガ ドガ ドガ
 ドガ ドガ ドガ
 
 セザンヌ。
 
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ
 セザンヌ セザンヌ セザンヌ

 ファン・ゴッホ。彼の絵は絵の具の厚塗りによる質感が魅力の一つで、現実で観るとこの糸杉の力強さが際立ちます。

 ゴッホ ゴッホ ゴッホ
 ゴッホ ゴッホ ゴッホ
 ゴッホ ゴッホ ゴッホ
 ゴッホ ゴッホ ゴッホ

 スーラにゴーギャン、マティス、ピカソとその他。

 スーラ スーラ ピサロ
 ゴーギャン  ゴーギャン ゴーギャン
 ゴーギャン ゴーギャン ゴーギャン
 マティス マティス マティス
 ピカソ ピカソ ピカソ
 ピカソ ピカソ

 なにせもの凄い数の絵があって、今の疲れた身体では全部をカバーできないくらい。既に腰が痛い。見終わる前に疲労で座り込んでしまいました。この日は2階をほんの少ししか回っていませんが、圧倒的に近代絵画フロアの人の数が多かったです。

 MET MET MET
 MET MET MET
 MET MET MET
 1801USAIMG_3713.jpg MET MET
 MET MET MET
 MET MET

 残念だったのは中世絵画の一部のフロアが閉まっていたことですね。
 金曜日のMETは21時まで開館でまだ時間はあったのですが、疲労が激しく、19時過ぎに退散することにします。
 ホテルの近くまで戻って、目星を付けておいたレストランへ。アスパラガスと鴨のソテーに白ワインです。

 地下鉄 ごはん ごはん

 結局この日、寝たのは現地時間の午後11時くらい。時差を完全に無視しましたね・・・。



【2日目】

 起きたのは目覚ましどおりに8時ちょっと前くらい。まずはシャワーを浴びます。

 マンハッタン マンハッタン エンパイアステートビル

 この日は元々最初にMETへ行こうと考えていたのですが、なにせ昨日第一弾で行ってしまったので、エンパイアステートビルへ。まだオープン直後でしたがそれなりに並びました。

 エンパイアステートビル エンパイアステートビル エンパイアステートビル
 エンパイアステートビル エンパイアステートビル エンパイアステートビル
 エンパイアステートビル エンパイアステートビル

 下でも粉雪が舞っていたのですが、上からだと何も見えねえ・・・。これは失敗しました。
 ちなみに、気温自体は昨日の方が5℃くらい低かったです。

 マンハッタン マンハッタン MET

 そこから再びMETへ。ニューヨークの地下鉄は手持ちの路線図が古いせいなのか休日運行なのか、思っていたのと異なるルートを走るのは何故なんだ・・・。
 MET着は10時半くらいでしたが、既にやたら並んでいます・・・。辺りは既に白くなりかけていて震えました。

 今回もMETの全部を見切れるわけがないので、さらっと歩きながら気を留めたものだけを見ていきます。
 昨日は省略した1階の古代・中世および20世紀絵画のコーナーへも。

 MET MET MET
 MET  MET MET
 MET MET MET
 MET MET MET
 MET MET MET
 MET MET MET> MET MET MET
 MET MET

 ロバート・リーマン・コレクション。ここにも近代絵画が少し。

 ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション
 ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション
 ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション
 ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション
 ロバート・リーマン・コレクション ロバート・リーマン・コレクション

 アングルの絵(4段目左)のところでちょうど日本語ツアーが来ていて盗み聴きしたのですが、筆遣いの見えなさや生地の質感の滑らかさがアングルの特徴だと。確かにその通りで、印象派と対照的ですね。
 なお、この日のMETはカフェが全て閉店で、昼食の機会を失いました。

 METを出て、裏のセントラルパークへ。真っ白でした・・・。

 セントラルパーク セントラルパーク セントラルパーク

 次はそのままフリック・コレクションへ向かいます。

 フリック・コレクション フリック・コレクション

 ここは写真撮影不可だったので中庭のみ。
 フェルメール(3点と聞いてましたが展示されてたのは2点)の絵は日本では猛烈な人気ですが、海外だと案外。彼に関しては実物よりも写真の方が映えるかと。元々「写真」の雰囲気を備えた画家だとよく言われますが、近付くとやはり「絵」なんですよね。彼に限らず北方絵画はデッサンが皆上手いので、並べるとさほど目立たないということもあります。

 ここからバスで5番街を下ります。あまり目的もなく50thあたりで降りて、セント・パトリック大聖堂へ。ここは前回工事中で入れなかったところです。

 セント・パトリック大聖堂 セント・パトリック大聖堂

 スタバで一息ついて、とても疲れたので一旦ホテルへ。

 マンハッタン グランド・セントラル駅

 休息を取ってから、夕刻にまた出掛けます。今度は南下して9.11メモリアルを目指します。
 ところが、地下鉄6号線が大幅に遅延していてちっとも来ません。仕方がないのでR線で行きます。着いたのは18時の最終間際でしたが、それでも入れました。ここは倒壊したワールドトレードセンタービルの跡地そのものの上に建っています。
 
 9.11メモリアル 9.11メモリアル 9.11メモリアル
 9.11メモリアル 9.11メモリアル 9.11メモリアル
 9.11メモリアル 9.11メモリアル 9.11メモリアル
 9.11メモリアル 9.11メモリアル 9.11メモリアル
 9.11メモリアル 9.11メモリアル 

 記念館のうち、2001.9.11の状況を克明に記録した部屋だけが撮影禁止になっています。そこが最も混んでいることもありますが、展示されている画像と無線やニュースの音声は、それだけで追い込まれていくような気分になるので、記録はしない方が良いかもしれません。
 正直、米国人でない私でも感極まって泣きそうになりました。私の人生で衝撃だった事件と言えば、地下鉄サリン事件とこの9.11、そして福島第一原発が吹っ飛んだ時です。

 WTC跡地にあるプール。今回は水を落としてなかったので、前回の方が見栄えがしました。でも、あの悲劇の跡に作られたこの場所はあまりにも綺麗すぎた(複雑な気持ちになるくらいに)と思うのです。

 9.11メモリアル 9.11メモリアル 9.11メモリアル
 9.11メモリアル 9.11メモリアル

 ここから、またMETへ向かいます。当日の再入場可能、21時まで開館というのを最大限に利用します。METは1/1に閉館なので、今日観ておかないともう今回の旅では来られないのです。
 最後はやはり西洋近代絵画を中心に、改めて堪能しました。

 MET MET MET
 MET MET MET

 そこから夕食へ。

 ごはん ごはん

 牛肉のカルパッチョ。これも日本では食べられないのか。
 メインはホタテ。海外の食事では量が多いことにいつも難儀しますが、Scallopsと言っておけば量があまり多くないので良いです。好物ですし。



【3日目】

 この日はフィラデルフィアへ行きます。
 前にNYへ来た時にアムトラックでワシントンD.Cへ行ったのと勝手は同じ。ペン駅からNortheast Regionalに乗ります。

 Pen Station アムトラック

 NYも郊外に出るとすぐに廃墟のような街並みになるんですよね。あと、日本以上に画一的な住宅が多いような気がします。

 アムトラック アムトラック アムトラック
 アムトラック アムトラック アムトラック

 1時間半程度でフィラデルフィア。最初の目的地であるバーンズ・コレクション(The Barnes Foundation)へ向かいます。
 あまり時間の余裕が無かったので、米国では初めてタクシーに乗りました。この運転手が、滅茶苦茶飛ばすし車間距離は狭いしクラクションは鳴らすしで・・・恐ろしい。あと、やはりチップに悩む。もう面倒くさくなって10ドル放り投げてきました。

 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション

 『ギャラリーフェイク』(細野不二彦)を読んだことのある人ならバーンズ・コレクションのことはご存知だと思います。
 古今東西の美術品を「陳列」することに重点を置いた変わった美術館で、昔は門外不出の非公開でしたが、今は市内へ移転しこうして公開されています。

 ここのチケットはH.I.S経由で予約したのですが、休日の開館時刻が11時となっているところ、10時入場のチケットバウチャーが届きます。しかも妙に安い(20$だった)。これで本当に入れるのかとかなり不安でした(失礼)が、大丈夫。一般入場前だったおかげでかなり空いていましたね。

 先程書いた通り、この美術館の本質は「陳列」にあります。そのため、一つ一つの部屋にどの作品をどう並べてあるかの解説が漏れなく用意してあります。各部屋にベンチを置き、そこに座った限りで写真撮影可というこだわりです(絵を一枚一枚写真で撮ることは不可)。
 ところが、これらに関してHPなどで説明がなく(おそらく)、係員に口頭で言われたのですが、写真撮影の件は理解できてなくて怒られてしまいました。この形態だと、空いている時間帯でないとなかなか写真は撮れないですね・・・。

 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション  
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション
 バーンズ・コレクション バーンズ・コレクション

 ルノワールやセザンヌの隣に中世の宗教絵画やアジア・アフリカ美術が並べてある様は圧巻。世界でも確かにここにしか無いかもしれません。
 その分、「誰の絵」かすぐにわかる程度の絵画の知識がないとなかなか楽しめないところかもしれませんが、個人的にはとても良かったです。

 ここから次はフィラデルフィア美術館へ向かいます。1マイルくらいを歩いて行きましたが本当に寒いぜ・・・。帽子に手袋と完全装備です(そうでないと耐えられない)。

 フィラデルフィア フィラデルフィア フィラデルフィア
 フィラデルフィア フィラデルフィア チーズステーキ
 
 その前に昼食。フィラデルフィア名物であるチーズステーキです。アメリカンな食べ物でした。

 フィラデルフィア美術館の前の階段はいわゆる「ロッキーステップ」。映画『ロッキー』で主人公がトレーニングをする所です。

 ロッキーステップ ロッキーステップ ロッキーステップ

 フィラデルフィア美術館はバーンズ・コレクションの「ついで」に寄ったような形でしたが、意外と(?)広大でした。古今東西を広く扱う総合美術館で、展示室の数は100を軽く超えます。
 ヨーロッパ近代絵画も充実。メインはセザンヌの『大水浴』とゴッホの『ひまわり』(数点あるものの1枚)。

 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
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 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館フィラデルフィア美術館

 マルセル・デュシャンの作品が多く、『大ガラス』があります。ただ、デュシャンが古典的絵画やキュビズムを志向した結果として「ここ」へ至ったのを観て、逆にモダンアートの限界の気がしました。彼はもうどこにも行けなくなって、こんな風刺的な作品になってしまったのではないかと。

 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館

 むしろ、モンドリアンに言わせれば、突き詰めれば美とはこれで十分(ということかもしれません)。

 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館

 その他、古代や中世、東洋などの展示物も多いです。

 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館
 フィラデルフィア美術館 フィラデルフィア美術館

 各時代の部屋を再現した展示もありますが、中でも日本のものが特にスケールが巨大で、なんとお寺と茶室を丸ごと移設してあります。

 見終わる頃にはかなり疲れました(薬を持ってくるのを失念したので特に)。時間に余裕はありましたが、帰りもタクシーで30th St.駅まで戻ります。そして日帰りでまたNYへ。

 フィラデルフィア フィラデルフィア フィラデルフィア
 フィラデルフィア30th St.駅 フィラデルフィア30th St.駅 フィラデルフィア30th St.駅

 一度ホテルへ戻って休息と充電を行ってから、今年最後の夕食へ。
 その前にトランプタワーへ寄ります。5番街57thのこの一角だけ、警備が異様に厳重です。流石に今日のこの時間までデモなどはありませんでした。閑散としているのが逆に「悪の巣窟」の雰囲気。

 トランプタワー トランプタワー トランプタワー

 この日は、大晦日の食事ということで年越しのSobaを食べられそうな日本食のレストランへ。しかし、今日のメニューにはなく断念・・・。カウンターで食べましたが、向かいの板前さんが日本語で話していて少し微妙な雰囲気(向こうも私が日本人であることは感づいていたでしょう)。
 Sapporoのビール、そしてHamasuiとTempura、Rollどれも美味しかったです。出汁の利いたTentuyuや、WasabiやGariというマジックスパイスも素晴らしい。Sapporoは唐突に2杯目をサービスしてくれて、「いや頼んでませんよ」と狼狽してしまいました。

 おもち ごはん ごはん

 NYの年越しと言えばタイムズスクエアです。しかし、15時くらいから並ばないとダメという話で、一応出向いてはみたものの警察が封鎖していて近付けません。遠くから眺めてここで良しとします。

 タイムズスクエア(遠くから) タイムズスクエア(遠くから)


 長くなってきたので前半はここまで。残りは後半へ!


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