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【NBA】プレイオフ1回戦:OKCvsUTA 




 私はウエストブルックをずっと応援してきているのだけど、サンダーがシーズン最終戦に勝ち、最終的に4位となって対戦相手がジャズに決まった時になんとなく嫌な予感はした。
 サンダーはとても爆発力のあるチームで、時にウォリアーズやロケッツを粉砕する。だけど、それでシーズン48勝に終わったというのは、それだけ中位・下位のチームに取りこぼしをするからだ。個人的には、シーズンを7位か8位で終え、まだプレイオフの熱が入る前のウォリアーズかロケッツと対戦する方が良かったような気がしていた(いずれにせよ倒さなければならない相手なので)。

 案の定、サンダーは1勝3敗と絶体絶命の状況に追いやられる。
 それでも第5戦は最大25点差を逆転するという凄味を見せた。通常、プレイオフで「負けたら終わり」の状況でリードされると、多くのチームはプレッシャーから自ずと崩壊していく。だけどウエストブルックはそこから「彼らしさ」を見せた。何度も挑戦して打ちのめされてきた選手だからこそ、あの場面で押し潰されることはなかったのだろう。

 しかし、サンダーはこの第6戦で力尽きた。
 またもや後半はひたすらにウエストブルックが突進する。一時は1点差にまで詰めた。しかし、この日は(ずっと不振のメロのみならず)ポール・ジョージまでが大ブレーキ(FG2/16のわずか5得点)。全体の半数近くのシュートをウエストブルックが放ち、半分以上の得点を彼が決めたが、それだけバランスが崩れると流石にキツい。



 これで、サンダーの行く末も少し変わるだろう。デュラントが抜けた後で今年はなんとか戦力を揃えたが、メロは衰えが目立ち、FAになるポール・ジョージが来シーズンも残る保証はない。
 今年がサンダーの最後のチャンスだったはずだが、返す返すも守備職人ロバーソンの離脱は痛かった。代わりに獲得したのが他チームをお払い箱にされたブリュアーではなあ・・・。アウトサイドシューターも足りなかった。アダムスが成長し、ウエストブルックと抜群のコンビネーションを見せるようになっただけに惜しい。
 そのような中で、ウエストブルックはサンダーに残る意思を持っているだろうか。来シーズンはさらに苦しい状況になることが予想されるが・・・。

 ウエストブルックは2シーズン連続で年間トリプルダブルを達成してしまうようなオールラウンダーで、これに並ぶような選手はレブロン・ジェームズしか居ない(ベン・シモンズが継ぐかもしれないが)。
 しかし、レブロンもそうだが、これだけのオールラウンダーとなると、どうしても周りが「従」になってしまう。アダムズやロバーソンのような元々黒子のタイプであればフィットするだろうが、メロやポール・ジョージは次第にウエストブルックに飲まれていったように感じた。それは、レブロン移籍後のヒートやキャブスでも見た構図だ。
 ウエストブルックは、あまりにも強すぎる。だから好きなのだけど、だから茨の道なのだと思う。


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